京都府議会 1995-06-01
平成7年6月定例会(第6号) 本文
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第12号議案
人事委員会委員の選任について同意を求める件
地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条第2項の規定により、下記の者を人事委員会委員に選任することについて同意されたい。
平成7年7月5日提出
京都府知事 荒 巻 禎 一
記
立 野 造
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5:
◯議長(
小林弘明君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております第12号議案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
6:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。採決の方法は起立によります。
第12号議案人事委員会委員の選任について同意を求める件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
7:
◯議長(
小林弘明君) 起立全員であります。よって、第12号議案は原案どおり同意することに決しました。
この場合、立野造君からごあいさつの申し出がありますので
発言を許します。立野造君。
8:
◯立野造君 ただいま御紹介いただきました立野造でございます。このたび、人事委員会委員の選任につき、御同意を得まして、非常に喜んでおります。非常に光栄に存じております。今、人事委員会に課せられた使命を考えますときに、その責任の重大さをひしひしと痛感をしております。私は、甚だ未熟ではございますが、人事委員会制度の趣旨を体しまして、誠心誠意努力したいと思っております。今後とも、皆様方の温かい御支援、御指導を賜りたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)
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9:
◯議長(
小林弘明君) お諮りいたします。
知事から、第13号議案収用委員会委員の任命について同意を求める件が追加提出されましたので、この場合、日程を追加変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
10:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに議題といたします。
議案を朗読させます。安田議事課長。
〔安田議事課長朗読〕
7財第326号
平成7年7月5日
京都府議会議長 小 林 弘 明 殿
京都府知事 荒 巻 禎 一
平成7年6月京都府議会
定例会追加提出議案
について(送付)
京都府収用委員会委員田村悦一は、平成7年7月27日をもって任期を満了しますが、その後任として田村悦一の再任を適当と認めますので、この任命について同意を求めるため、別紙第13号議案を追加送付します。
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第13号議案
収用委員会委員の任命について同意を求める件
土地収用法(昭和26年法律第219号)第52条第3項の規定により、下記の者を収用委員会委員に任命することについて同意されたい。
平成7年7月5日提出
京都府知事 荒 巻 禎 一
記
田 村 悦 一
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11:
◯議長(
小林弘明君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております第13号議案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
12:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。採決の方法は起立によります。
第13号議案収用委員会委員の任命について同意を求める件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
13:
◯議長(
小林弘明君) 起立全員であります。よって、第13号議案は原案どおり同意することに決しました。
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14:
◯議長(
小林弘明君) お諮りいたします。
小牧誠一郎君ほか10名の諸君から「港湾整備促進に関する意見書案」が提出されましたので、この場合、日程を追加変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
15:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに議題といたします。案文はお手元に配付のとおりであります。
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平成7年7月4日
京都府議会議長 小 林 弘 明 殿
発議者 小 牧 誠一郎
石 田 昂
細 井 拓 一
四 方 八洲男
田 中 英 世
高 屋 直 志
西 山 秀 尚
高 橋 進
湯 浅 宏
坂 根 康 史
大 橋 健
意見書案の提出について
港湾整備促進に関する別紙意見書案を当府議会の議決をもって、それぞれあて先に提出されたく、京都府議会会議規則第14条の規定により提出します。
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港湾整備促進に関する意見書(案)
港湾は、基幹的な交通基盤、生活基盤、産業基盤、国土保全等の多様な機能を果たしており、まさに地域の生活と経済を支える重要な生活・社会資本である。本年1月に発生し、戦後最悪の大惨事となった阪神・淡路大震災においても、港湾の果たす役割の大きさが改めて認識されたところである。
京都府においても、舞鶴港をはじめとする各港湾について同様であり、地域にとって極めて重要な役割を担っているところであり、京都府や関係市町においては、港湾整備事業を核とした各種の施策を積極的に進め、地域の一層の振興発展に努めているところである。
よって、政府におかれては、平成8年度政府予算編成における港湾整備関係予算について、次の措置を講じられるよう強く要望する。
1 舞鶴港をはじめとする京都府内各港湾整備予算の重点配分とともに、地域
の生活と経済を支える生活関連社会資本としての港湾整備予算枠の拡大につ
いて、特段の配慮を願いたいこと。
2 平成8年度を初年度とする第9次港湾整備五箇年計画を早期に策定すると
ともに、所要の投資額を確保すること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成7年7月 日
内閣総理大臣 村 山 富 市 殿
大蔵大臣 武 村 正 義 殿
運輸大臣 亀 井 静 香 殿
自治大臣 野 中 広 務 殿
経済企画庁長官 高 村 正 彦 殿
京都府議会議長 小 林 弘 明
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16:
◯議長(
小林弘明君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております本意見書案については、提出者の説明、質疑委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
17:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。
ただいま採決に付しております本意見書案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
18:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認めます。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。
さらに、お諮りいたします。
西山秀尚君ほか12名の諸君から「WTO協定の見直し等に関する意見書案」及び山本直彦君ほか4名の諸君から「新食糧法の施行・運用等に関する意見書案」の2件が提出されましたので、この場合、日程を追加変更し、直ちに一括議題とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
19:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに一括議題といたします。案文はお手元に配付のとおりであります。
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平成7年7月4日
京都府議会議長 小 林 弘 明 殿
発議者 西 山 秀 尚
新 井 進
三 木 一 弘
梅 木 紀 秀
岩 田 隆 夫
高 橋 進
高 橋 昭 三
三 双 順 子
荘 司 泰 男
島 田 敬 子
松 尾 孝
内 山 徳 秋
上 坂 愛 子
意見書案の提出について
WTO協定の見直し等に関する別紙意見書案を当府議会の議決をもって、それぞれあて先に提出されたく、京都府議会会議規則第14条の規定により提出します。
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WTO協定の見直し等に関する意見書(案)
わが国農業、とくに稲作は
国民食糧供給の上で、また自然、国土、環境保全上、さらにわが国文化の継承・発展の上で大きい役割をもつものである。
ガット合意の受け入れは、コメ輸入自由化に道を開き、わが国農業に大打撃を与え、
国民食糧自給を危うくするものとして、国民的反対世論が高まっていたところであるが、昨年末のWTO協定の批准、承認によって、いよいよミニマムアクセス米の輸入が始まり、日本農業は新たな危機を迎えることとなった。
また食管法の廃止、新食糧法の制定、あるいは食品安全基準の緩和などの中で、農家も消費者も新たな困難、不安にさらされることとなった。
よって政府においては、農業・農村を守り、
国民食糧の自給と安全の確保をはかるため、次の施策を講じられるよう強く要望する。
1 コメ輸入自由化は絶対行わないよう、WTO協定の見直しにただちに着手
すること。
2 中山間地域にたいする特別の対策を講じること。
3 生産調整にあたっては、自主的
選択制をつらぬくこと。
4 安全基準の緩和をやめ、輸入食品のチェック体制の充実をはかること。
5 ミニマムアクセス米は、海外援助米などに振り向け、国内の米需給に影響
を与えないこと。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成7年7月 日
内閣総理大臣 村 山 富 市 殿
外務大臣 河 野 洋 平 殿
大蔵大臣 武 村 正 義 殿
厚生大臣 井 出 正 一 殿
農林水産大臣 大河原 太一郎 殿
京都府議会議長 小 林 弘 明
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平成7年7月4日
京都府議会議長 小 林 弘 明 殿
発議者 山 本 直 彦
坪 内 正 一
細 井 拓 一
杉 谷 孝 夫
大 橋 健
意見書案の提出について
新食糧法の施行・運用等に関する別紙意見書案を当府議会の議決をもって、それぞれあて先に提出されたく、京都府議会会議規則第14条の規定により提出します。
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新食糧法の施行・運用等に関する意見書(案)
農業は、国民の生命を支える産業であり、健全な農業経営の展開は、自然・国土を保全する役割を果たしている。また、世界最大の食料輸入国である我が国にとって、国内自給を基本とした食料の安定的確保は最重要課題である。
しかし、我が国農業を取り巻く環境は、ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意に伴い大きく変化しており、新たな食料・農業政策の確立が必要不可欠となっている。
よって、政府におかれては、今後の農政展開の理念を明らかにした食料・農業・農村に関する新たな基本法の制定と新たな農産物貿易ルールの確立を図り、中山間地域の水田農業の維持のための税制面での措置を講じるとともに新食糧法の施行・運用に当たって次の措置を講じられるよう強く要望する。
1 米の需給と価格の安定という法の目的実現のため、生産調整の確実な実
施と計画流通制度の安定的な運用、備蓄・調整保管の運用等について、国
の対応を明確にすること。
2 上記のための諸対策については、生産者団体の意見を踏まえて決定する
とともに必要な助成措置を講じること。
3 ミニマム・アクセスによる輸入米については、国産米の需給と価格に極
力影響を与えないような措置を講じること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成7年7月 日
内閣総理大臣 村 山 富 市 殿
外務大臣 河 野 洋 平 殿
大蔵大臣 武 村 正 義 殿
農林水産大臣 大河原 太一郎 殿
自治大臣 野 中 広 務 殿
京都府議会議長 小 林 弘 明
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20:
◯議長(
小林弘明君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております2意見書案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
21:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。
これより、2意見書案について採決に入ります。採決の方法は、1件ずつ起立により行います。
まず、WTO協定の見直し等に関する意見書案の採決を行います。
本意見書案を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22:
◯議長(
小林弘明君) 起立少数であります。よって、本意見書案は否決されました。
次に、新食糧法の施行・運用等に関する意見書案の採決を行います。
本意見書案を原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23:
◯議長(
小林弘明君) 起立多数であります。よって、本意見書案は原案どおり可決されました。
ただいま議決されました意見書の字句並びに取り扱いについては、議長に御一任願います。
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24:
◯議長(
小林弘明君) 次に日程第2、第1号議案から第11号議案までの11件を一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案11件については、各常任委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が議長あて提出され、その写しをお手元に配付しておきましたので、会議規則第40条第3項の規定により委員長報告を省略いたします。
次に、議案11件中第8号議案については、高橋昭三君から、会議規則第76条第2項の規定により少数意見報告書が議長あて提出され、その写しをお手元に配付しておきましたので、会議規則第40条第3項の規定により、少数意見の報告を省略いたします。
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総務常任委員会審査報告書(資料参照)
厚生労働常任委員会審査報告書(資料参照)
文教常任委員会審査報告書(資料参照)
農林商工常任委員会審査報告書(資料参照)
建設常任委員会審査報告書(資料参照)
警察常任委員会審査報告書(資料参照)
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25:
◯議長(
小林弘明君) ただいま議題となっております議案11件のうち、第7号議案消防職員等の賞慰金に関する条例及び職員の賞慰金に関する条例一部改正の件のうち、職員に関する部分については、地方公務員法第5条第2項の規定により人事委員会の意見を聴取する必要がありますので、この際、人事委員会の意見を求めます。川本人事委員長。
〔人事委員長川本邵君登壇〕
26: ◯人事委員長(川本邵君) ただいま議長から、第7号議案消防職員等の賞慰金に関する条例及び職員の賞慰金に関する条例一部改正の件のうち、職員に関する部分について、地方公務員法第5条第2項の規定により人事委員会の意見を求められましたが、当委員会といたしましては、慎重に審議しましたところ、異議がないものと決定いたしましたので、御了承いただきたいと存じます。
27:
◯議長(
小林弘明君) 人事委員会の意見はお聞き及びのとおりであります。
これより議案11件に対する討論に入りますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより議案11件について採決に入ります。採決の方法は起立によります。
まず、第1号から第7号まで及び第9号から第11号までの議案10件について一括採決いたします。
ただいま採決に付しております議案10件については、各常任委員会審査報告書どおり、それぞれ原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
28:
◯議長(
小林弘明君) 起立全員であります。よって、議案10件については、いずれも原案どおり可決されました。
29:
◯議長(
小林弘明君) 次に、第8号議案について採決いたします。
ただいま採決に付しております第8号議案については、常任委員会審査報告書どおり、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
30:
◯議長(
小林弘明君) 起立多数であります。よって、第8号議案については、原案どおり可決されました。
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31:
◯議長(
小林弘明君) 次に日程第3、請願審査の件を議題といたします。
さきにそれぞれ所管委員会に付託しておきました請願について、各委員長から議長あて請願審査報告書が提出され、お手元にその写しを配付しておきましたので、委員長報告を省略の上、審議をお願いいたしたいと思います。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております請願の審査については、各委員会の請願審査報告書のとおり処理することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
32:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、さよう決します。
(報告書は巻末に掲載)
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33:
◯議長(
小林弘明君) 次に日程第4、常任、議会運営並びに特別委員会の審査及び調査を閉会中も継続する件を議題といたします。
各委員長から、目下、委員会において審査及び調査中の事件につき、会議規則第75条の規定により、閉会中の継続審査及び調査の申し出があり、その内容はお手元に配付の要求書写しのとおりであります。
お諮りいたします。
本件は、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
34:
◯議長(
小林弘明君) 御異議なしと認め、さよう決します。
(要求書は巻末に掲載)
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35:
◯議長(
小林弘明君) 以上で、今期
定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
これをもって本日の会議を閉じ、平成7年6月京都府議会
定例会を閉会いたします。
午後1時30分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
京都府議会議長 小 林 弘 明
同 副議長 坂 田 緑 郎
会議録署名議員 水 口 洋
同 酒 井 国 生
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